虫倉祭
梅雨の晴れ間というか、去る6月14日、柏原財産区恒例行事である、かんの虫をきるお祭り『虫倉祭』が開催されました。
この日は珍しく絶好の登山日和。
森林の木漏れ日が清々しく、特に暑くもなく参拝して来れました。
我々虫倉山登山参拝組と、柏原公民館に残り虫倉祭の儀式をしてくださる大勢の行者様方や財産区役員の方々とで同時進行で執り行われる伝統行事である。
私は観光委員ですので本来は登山組にならなくてもよかったのですが、一度は登ってみたいと志願致しました。
案内人や遺跡保存会の面々に連れられ急斜面で過酷なシングルトラックないし、道なき道を登っていく訳ですが、結構過酷ですね。
我々の様な山林を歩くのに慣れた人間でもヒヤリとする様なルートが多々ありました。
昔の荒行で来た行者たちは 'すごい’ と改めて実感させられました。
ちょっと自分もいにしえの事がわかった気がしました。
ちなみに最後のフォトは、公民館室内で執り行われた儀式で、室内なのに "火" を焚くという極めてめずらしい光景です。
※こちらの虫倉山は柏原財産区の私有地ですので一般の方が入山する事はできません。
2012年6月16日